• テキストサイズ

かわいいひと

第9章 恋に落ちる 2 【不死川玄弥】




部屋に入ると敷き布団の上に襦袢を肩に掛けた瑞穂さんが座り俺を待っていた

湯呑みを渡すと「ありがとう」と、まだ少し桃色に染まった顔でニッコリと笑う
その顔が幼く見えて可愛らしい

それなのに喉を鳴らしながら白湯を飲むたびにうごく喉がやけに艶かしくて体が疼いてくるのが分かった


飲み終わった湯呑みを受け取るとそのまま盆に乗せて枕元へと置いて瑞穂さんの肩に手をかけた


襦袢を掴み脱がすと無数の噛み痕がついた肌があらわになる



肩に置いた手に力を入れて瑞穂さんを布団に押し倒し唇を重ね

「瑞穂さん…」 ささやくと

「っ…ダメ…瑞穂って言って」

そう言うとさっきまで柔らかく俺の口付けに応えていた唇を硬く閉じた


少し戸惑い瑞穂さんの顔を撫でる

「台所では呼んでくれたでしょ?私は玄弥の恋人なんだから…さん なんてつけないで」

拗ねた顔をするくせに桃色に頬を染めて撫でる俺の手にすり寄ってくる


やっぱり可愛い…


「瑞穂…口開けて」

唇を重ねながらささやくと唇が柔らかく開いた


「玄弥…好き」


ささやいた声が鼓膜を震わせ俺の理性も震わせる

「好きだよ瑞穂」


柔らかく開いた口を舌でなぞり瑞穂の中に入る、瑞穂の舌に触れれば体の芯が痺れるような快感が走る

「っ…ぁ…はっ……」

くちゅくちゅ…と水音と共にお互いの口から喘ぐ声がもれる

ひとしきり瑞穂の甘い唾液を味わってから唇を首筋へと下ろしていく

白い肌に吸い付くと薄く赤い痕が残った

さっき夢中になり強く噛みついた大きな痕と小さく薄く色づいた痕が白い肌にちらばっていく

吸い付くたびに瑞穂が小さく声を上げて震える
見下ろした先には仰向けになっても膨らみを残している乳房の先が膨らみ、それに触れると硬くなっていた


「ひゃっ…ぁ…」

指で軽く摘まむと瑞穂が声を上げてビクッと体が跳ねる


そのまま親指の腹で両方の乳首を円を描くように刺激をする

「あ…ぁ…あ……」



「ねぇ…どうしたらもっと喜んでくれるの?」


潤んだ目を俺に向けた

「玄弥の意地悪……っ……」


そうだな…聞かなくても知ってる

噛みついた時の反応を覚えている瑞穂は右の乳首が弱い

望み通りに右の乳首に吸い付くと瑞穂は俺の髪を掴み体を震わせて大きく喘いだ


「あん…っ…ぁぁ…玄弥…っ…ぁ」


/ 396ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp