第4章 私の太陽【煉獄杏寿郎】
【その日の音柱屋敷】
「派手に残念だったな不死川…」
宇随の酌で不死川は何杯目かも分からない酒を口に含んだ
「チッ 今日は酔える気がしねぇ」
縁側に嫁が用意した つまみ と一升瓶が置かれてある
「お前も残念なくちだろ?」
「俺よりも嫁さん達だな…あいつら深影の事大好き過ぎだと思わねぇか?俺に4人目に深影を迎えに行けとか
まぁ深影なら…まんざらでもないがな」
「煉獄が化けて出てくるぞ」
「お前もだろ…深影の面倒見る気だったんだからさ 毎日派手に鴉飛ばして」
「それを言うなら冨岡もだし伊黒も鏑丸が毎朝来てたらしいぞ」
「伊黒は甘露寺の為じゃないか?」
「じゃあ…あの冨岡の野郎は?」
…………
「「あいつは読めねぇな」」
「くそっ…酔わねえ酒なんざ美味くないな」
そう悪態をついて不死川は自分の屋敷へと帰った
ー終ー