第12章 大好きだから大切に〖嘴平伊之助〗⚠R18
ぎゅっと手を握る
「伊之助くんは私のカッコイイ恋人だよ?」
「だよな!!俺とお前は交尾もできる!!」
「ちょっ」
こんな所で今それ言う!!!???
炭治郎くんがいたら絶対頭突きされてる
いや今すぐにでもして欲しい←
「もういいから帰るよ…」
「もう帰るのか?」
シュンとする伊之助
「だってさっき…」
「俺あのキラキラした建物が気になる」
指さす場所は、恋人が愛を確かめ合う宿だった
「えっ!?」
「なんだあそこ」
トコトコと歩き出す
「だっダメ!!」
「なんだよ知ってんのかよ!!」
「知ってる」
「言え」
「言わない」
「言えっってんだろ」
また派手に目立つ
観念したひなのは小さな声で
「交尾するための宿屋です」
伊之助に分かりやすく伝えた
「……行くか」
「はっ!?」
ズンズンと手を掴み歩いていく
「こんな明るい時間ダメだよ」
「なんでだ!
帰っても皆いてできねぇーじゃねぇえか!!」
伊之助くんが言うように私たちは2回しか
交合ったことがなかった
「…そうだけど」