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〖鬼滅の刃〗愛してるって伝えたい

第9章 バレンタイン2020/2/14〖炭.善.伊.冨.煉.宇〗❀




〖冨岡義勇編〗


絶対に義勇さんにチョコを渡すんだ!!


私達は付き合っている

しかし仕事柄中々タイミングが合わず

今日も「先に寝ていろ」と言われてしまった…



「朝バタバタして結局チョコ渡すタイミング逃すし…義勇さんバレンタイン絶対忘れてる…」


はぁぁぁぁぁと大きなため息が出る


「鈍感な彼氏をキュンとさせる方法ないかな…」


そんなことを考えていると一日が

あっという間に過ぎ外はもう真っ暗だ

ウトウトしながら義勇を待つ



ガラガラ


「!!

…義勇さんおかえりなさい」

「なんだ起きていたのか
体に良くないから先に寝てよかったのに」

「あの、これ!!」


真っ赤なラッピング袋を渡す


「…なんだこれは??」

「開けてみて??」


素直に袋を開けると

可愛らしいチョコを使った

クッキーが入っていた


「すっかり忘れていた」


思い出したかのように

ひなのを抱きしめる


「義勇さん??」

「ありがとう、バレンタインだったな」


コクリと頷き優しく微笑むと

義勇も優しい顔で微笑んでいた


「大切に頂こう」

「はい、お口に合うといいんだけど」

「ひなのが作ったものは全て美味しいから大丈夫だ」


優しい声と共に

温もりが伝わってきて

今日一日の悩みが一気に吹っ飛んでいった



「愛してます!!義勇さん!!」

「あぁ…俺も愛してる」



疲れを癒したあと

嬉しそうにクッキーを食べる

義勇の姿がそこにあった








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