第6章 元忍の秘事〖宇髄天元〗⚠R18
「いらっしゃいませ」
優しそうなおばあさまがご案内してくれる
お部屋に向かう廊下を歩いていると
「本日は、もう1人柱様がお泊まりになっております」
「もう1人??」
「はい。宇髄天元様でございます」
「うっ宇髄さん!?」
スパーン
突然部屋の扉が開く
「おう!俺の名前を呼んだか??」
さすが耳がよろしい
「ヒィッ!!」
驚きすぎて変な声が出る
「ひなのじゃねぇーか」
髪の毛を下ろした
カッコイイ姿だ
「宇髄さん…朝ぶりですね」
「おう!奇遇だな
なかなか珍しいから一緒に寝ようじゃねぇーか」
(…はい??)
「男同志水入らずで語りつくそうぜぇ」
(そうだ、私は今、僕なんだった…)
「そっそうですね」
何だか断ると逆に面倒くさく
なりそうだったので
素直に受け入れる
「では、もう1つお布団とお召し物ご準備いたしますね」
そう言うと一瞬で姿を消した
(はぁ…どうしようバレないようにしなきゃ…)