第4章 自分の命よりお前が大切〖冨岡義勇〗⚠18
「んっ…」
目御覚ますといつも見ている蝶屋敷の天井だった。
「(あれ??…私生きてる??)」
ガタッ
「ひなの!!」
左手が温かいと思ったら義勇さんが
手をぎゅっと握っていた
「義勇…さん」
「すぐに胡蝶を呼んでくる
待っていろ」
優しい笑顔を見せる義勇さんだが
目の下にはうっすら黒く見える
「(私、どれくらい眠っていたんだろ)」
ガラッ
「ひなのさん!
目を覚まされたんですね(ニコッ
本当に良かった」
それから話を聞くと、
1週間眠っていたらしい
私が倒れているところをすぐ
しのぶさんが発見してくれ
傷は深かったが、
全力で治療をしてくれたおかげで
命は助かった
「しのぶさんありがとうございます。」
「俺からも礼を言う
ありがとう」
あら、義勇さんが珍しい
という顔をしのぶさんはした
「あとは、傷口がちゃんと塞がってご飯など口にできるようになったら屋敷の方に戻って大丈夫ですよ(ニコッ」