第4章 自分の命よりお前が大切〖冨岡義勇〗⚠18
グサッ
「…ゲホッ」
口からもお腹からも大量の血が出ているのが
自分でもわかる、、、
たまたま任務された先に居るはずもない
……上弦の鬼が居た
力を求めていたとかではなく、
ただイライラしていただけで私を切り刻んでいた
「チッ…つまらねぇーな」
そう言って消えてしまった。
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「(私…死ぬのかな??
まだ、義勇さんと行きたい所いっぱいあったのに…)」
力が入らないひなの
「(呼吸が上手くできない…もう…ダメだ…)」
ガサガサッ
「ひなのさん…!!」
うっすらと聞こえたしのぶさんの声
私は炭治郎くんと同じで鼻が利く
焦りと驚きの匂いがするから
かなりの重症なのが分かった…
最後に義勇さんに会いたかったな…