• テキストサイズ

〖鬼滅の刃〗愛してるって伝えたい

第23章 承子に恋をする〖冨岡義勇〗⚠R18




「いつ鬼が現れるか分からない気を引き締めろ」

「はい!!」


ボーッとしているひなのに気づいた

義勇は一声かける


「(私ばっかり意識してバカみたい)」


自分で頬をペチンと叩く


「俺は外の様子を調べてくるひなのはここで待っていろ」

「私もお供します!!」

「いや、建物で何かあっては困るからな」

「そうですね!分かりました」


静かに外に出ていった義勇


「はぁ…ドキドキした…」


心の声が漏れるひなのであった

しかし義勇は、この宿の意味を全く

分かっていなかった


「(この宿は人が多い早く見つけなくては被害が拡がってしまう)」


廊下を歩いていると


「んっ…あっ…ダメっ外に聞こえるわ…」

「(!!…なんだ昼間から)」


少し歩いても歩いても聞こえる喘ぎ声

外への入口にたどり着くと

真っ赤になった義勇は気づく


「(ここはそういう宿なのか…)」


絶望感が凄い

今夜鬼が出ないとひなのを

襲ってしまいそうだ…

気を引き締め少しでも鬼の気配が

残っている場所に足を向ける


「(ここにも居ない…ここにも居ないか…)」


気づくと辺りが暗くなり始めていた


「…気配がするぞ」


その瞬間走り出す義勇

たどり着いた場所はやはり泊まる予定の宿だった


「ひなの!!」


1人にさせてしまったひなのの元へ走る

バタンと扉を開くとそこには…








/ 280ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp