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〖鬼滅の刃〗愛してるって伝えたい

第23章 承子に恋をする〖冨岡義勇〗⚠R18





「よもや、いい雰囲気のところ悪いが御館様が呼んでいたぞ」

「あぁ…邪魔をされた、ではない」


不満そうな顔をする義勇


「心の声が漏れているぞ」

「……今から向かう」

「ひなのも一緒に向かうといい」

「分かりました!!」


2人で御館様の元へ向かう


「どうしたんですかね?私達だけ呼ぶなんて珍しいですね」

「そうだな」












たどり着くと、御館様の口が開く


「申し訳ないんだが、2人にある場所に向かって欲しい、実はね…」

「「御意」」


詳しく話を聞くと恋人でしか

入れない場所に鬼が現れたそうだ

いつも一緒にいる私達だったら

自然だろうし、義勇が近くにいれば安心

実戦練習だと思って行ってきなさい


「あ、宿は1つしかないから色々と不便だろうが頑張るんだよ」


微笑む御館様、わくわくするひなのに対し

義勇は理性を保てるだろうか悩むのであった








「2人で泊まりでの任務初めてですね」

「そうだな」

「あ!ここですね」


指を指す


「あぁ、しかし鬼の気配はまだないな」

「本当ですね…」


出現時間がバラバラらしく

近くにいるのかも分からないそうだ


「とりあえず宿の受付だけ済ませてきます」

「頼む」


ふと、ひなのは気づく


「(待って、ここ愛を営む宿じゃない!?)」


甘い雰囲気と香り

イチャイチャする人達ばかり目につく

恥ずかしくなりササッと済ませ

部屋に案内される


「(義勇さん気づいてるのかな…それとも慣れっ子だったり!?)」


顔色一つ変えない義勇にいろんなことを

考えてしまう


「では、このお部屋でございます。ごゆるりとどうぞ 」

「あっありがとうございます」


ぺこりと一礼









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