第16章 君の存在が皆の幸せ〖宇髄天元×嫁3人〗⚠R18
「なに家出してんだよ」
「だって…だって…」
涙が溢れて上手く声が出ない
「まきをも須磨も雛鶴も皆お前のこと探したんだぜ、、、焦るじゃねぇか」
普段余裕がある天元に余裕がない
まだ服をしっかり着ていたひなのを
見て安心する
「どっか触られなかったか?」
「…胸を少し」
チッと舌打ちを打ち
ひなのの胸を触る
「どっちだ、こっちか?それとも両方」
「んっ…そこだけ…」
天元に触れられるそこは
さっきと違い熱く気持ちいい
「触られて気持ちよかったか?」
感じるひなのに意地悪く質問する
「気持ち悪くて…怖かったです…」
天元は胸から手を離し
抱きしめ無言で優しくキスをする
「もう俺から離れるな」
怒りと悲しみが伝わってくる
「ごめんなさい…
でもこのままで私はいいんですかね」
正直本当に不安だった
天元はそこまで不安にさせていたのかと
申し訳ない気持ちになった
すると…
「ひなのちゃんじゃないと嫌!!」
「4人揃って嫁なんだよ」
「勝手に居なくならないで」
泣きじゃくる
3人がそこに居た
「まきをさん、須磨さん、雛鶴さん…ごめんなさい」
また迷惑をかけてしまった
優しい大切な人達なのに
泣かせてしまった
5人で強く抱きしめ合い
「皆の家に帰るぞ」
天元様の言葉に頷き
5人で家に戻った