第2章 やればできる子…なはず‼〖冨岡義勇〗❀
「んぉおおおお!!」
不味い!!不味すぎる…
もう作り始めて1ヶ月になる
最初は原型がなくなり鮭なのか大根なのか分からなかった…
やっと形が分かるようになったのにとにかく味が不味い
「逆にどうやったらこんな味になるんだろ…
自分の料理の下手さに心が折れる」
はぁ…と溜息をつき
また買い出しに行くかと
外に出る準備を始める
「早く上手くならなきゃ…」
一生鮭大根が作れないんじゃないかと思うと恐怖すぎる…
そしてそろそろ作れるようにならないと
毎日鮭と大根ばかり買うから噂になってきている…
このままだと義勇さんにバレてしまう
重い腰を上げ家を出た