第14章 大っ嫌いなんて…嘘。〖冨岡義勇〗⚠R18
2人はお互いを探していた
「あっ…義勇さん」
「ひなの」
突然出会ってしまい体が固まる
「あっ…あの…義勇さん」
「…少し話さないか?」
「えっ、はい!!」
義勇は温かいお茶を入れ
ひなのに渡す
「ありがとうございます」
緊張で喉が乾いていたので
ごくごくと飲む
これからお互いの気持ちをちゃんと話そうと
真剣な話をしているのにどんどん
体が熱くなる
「義勇さんごめんない
ちょっと暑いので窓開けてもいいですか?」
椅子から立ち上がった瞬間
ガクッ
「ひなの!?」
支えるように抱きしめた
「ぁんっん…?!」
突然の喘ぎ声に
ひなのは手で口を塞ぎ
義勇は固まった
(えっえっなに!?
義勇さんが触る部分が熱い)
「ひなの」
「ごめんなさ…ひゃっん」
わざと首筋を撫でる
「義勇…さん…?」
「そんな声を出して…煽っているのか」
「ちがっ、勝手に声が」
焦るひなの
「俺に触れてもらえなかった1週間寂しかったんじゃないのか」
ゆっくりと顔が近づいてくる
「んっ」
ちゅっと触れるキス
「どうなんだ?」
恥ずかしくて顔が真っ赤になる
手が下に降り腰に手を当て
体を近づける
「答えないと何もしないぞ」
「…いじわる」
「誰がだ?」
「触って…ください」
フッと笑う