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天姫

第3章 サスケ


 遠出の任務から帰ってきたサスケに少し変化があった。

 写輪眼の開眼だった。

 
 カカシさんから一通り話を聞いて、内容自体には嬉しかった。

 サスケが友を守るために開眼した写輪眼。

 けど、その目は、・・・悲しみを呼ぶ。

 いい事だけではない。

 それは、私がうちは一族じゃなくてもわかる。

 記憶に残っている。 あの、赤い満月の下で、目を真っ赤にさせた彼の瞳を今も鮮明に覚えているから。


 どうか、どうか。
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