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天姫

第6章 天


 数日間は木ノ葉の復興が進められた。

 その間でも様々な事があり、もう平和とはかけはなれた日常が廻っていた。

 まずは里の暗闇である暗部 根を、組織し統括するダンゾウがサスケによって殺された事。サスケは五影会談にも現れたらしく、もとより雷影弟(人柱力ビー様)殺人容疑の罪も背負っており立派な犯罪者として各国に指名手配されたのだ。暁の一員ではないかとの声も上がっている。

 
 またうちはマダラと名乗る仮面の男がカカシさん、ナルト、ヤマトさんにイタチの過去を打ち明けたと聞かされた。そのことをサスケも聞かされたと聞いた時、いちばんに心臓が跳ねた。

 私は内容も大方知っていたためナルトとカカシさんから問い詰められることが多かった。

 そして、会談に現れたサスケと共にいた、うちはマダラを名乗る仮面の男によって第四次忍界大戦の宣戦布告がなされたのだった。

 目的は尾獣、つまり木ノ葉ではうずまきナルトが狙われていた。

 サスケの指名手配の一件で、ナルトが雷影に取り合ってくれたことを知り、土下座して感謝を伝えた。態度の悪いバカな弟をここまでも想ってくれてありがとう、と。


雪華「はぁあああ・・・(サスケどんどん積み重ねてどうするのよ…とりあえず今は戦争の準備。私は医療班でシズネさん補佐)…しっかりと集中しないと…」

 戦争を浅くでも経験している身としてはやはり気が重くなる。守らなければいけないのが里とナルト。
 しっかりとせねば…

そうして戦争は幕を開けたのだ。
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