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【刀剣乱舞 R18】クロユリを食む

第2章 本丸


審神者様の態度が砕けたとて、私の役割は予想したものと変わらなかった。

到着早々に小さな男の子達に囲まれ、浴室へと連れられた。

後に、彼らも男士様達だったと知った。

身体を清め、用意された寝間着を纏う。

真っ白い生地のそれは、湯上がりの肌がうっすらと透けるような気がして、心地が悪い。

ここでもまた白を着せられる。

私にとって白は忌み嫌う色となった。


それから…

審神者様の部屋へ連れられ、
私は処女を散らした。


「痛い事はしたくないけど。最初は痛いと思う。ごめんな」

そう言った審神者様は黒い布で私の目を覆ってから行為を始めた。


ハジメテだというのに、
何も見えない状態で行われる夜伽。


「痛い」
「怖い」


何度そう叫んだだろう。


でも…それを咎められる事もなく、

黙ったまま打ち付けられる身体。


骨ばった手が少々荒っぽく身体をなぞる。


審神者様が何も言わない、喋らない事が余計に恐怖を増幅させた。

視界を奪われるのは想像以上に怖い。

せめて、目隠しをはずして欲しいと懇願したけれど、それは叶えてもらえず、

「悪りぃな。我慢しろよ」

と、雑な手つきで頭を撫でられたのを覚えている。










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