第8章 天下一品のご馳走＆天下一の花嫁 / ◆

「やっ……」

「体はやだって言ってないけど…な？」

「も、ほんとに…それ以上は……っ」

「それはちょっと聞いてやれないな、悪い」

「ぁっ、あっ……」




くちっくちっくちっ
前後に指を擦ると、次第にいやらしい水音が響き始める。
弄っている胸先も硬く粒になっているし。

美依の感じる二箇所…いや、耳も含めれば三箇所。
それらを指で、唇で、吐息で愛撫していけば…
美依は涙目になって振り返ってきて、恨めしそうな目で俺を見てきた。




「…っいじわる……！」

「お前が可愛いのが原因だろ？」

「知らないよっ……！」

「んーでも、料理が本格的に冷める前に終わらすか」

「え、ちょっと……！」




俺は美依の着物をたくし上げ、さらに尻の方から指を差し入れて、蜜口をなぞる。
よく濡れているし、柔らかくなっているし…
きっと受け入れても痛くないはずだ。


(美依が蕩けやすくて、助かった)


多少安堵しながら袴の紐を緩め…
そしてイキリ立つ己の熱を取り出し、そのまま美依の尻の割れ目に擦り付けた。

俺の方だって、すでに快感を得たがってる。
その証拠が、この屹立する雄だろう？

解らせるように、何度も何度も擦り付けていると…
美依が俺を見ながら、か細い声を上げた。




「ほんっと、困った人……！」

「お前を困らせていいのは、俺だけだろ？ほら…机に前のめりになった方が楽だぞ」

「うっ……」




すると、美依は素直に身を曲げ、机に寄りかかって尻を突き出す格好になる。

ああ…堪らない、このいやらしい姿勢。
俺は美依の脚を少し広げさせ、その蕩けた秘蜜に先っぽを押し当てると…
ゆっくりそのまま、昂りを埋めていった。




「ぁっあっ…入って、くるっ……」

「んっ…相変わらず狭いな、でもイイ……」




ぬるぬると擦れながら、狭い洞を掻き分けるのは、堪らなく気持ちいい。
奥の口に当たった所で、挿入を止める。
軽くそこを先でトントンと叩くと、中がうねってきゅうきゅう締め上げた。