第5章 【誕生記念】Sugar HONEY-金平糖の罠- / ◆
金平糖の粒のように──……
きらきらと輝く、甘い甘い想いを重ねて
お前と蜜な時間を過ごしていこう。
今も、これからも、未来も、
お前と分かち合う至極の時間は、
きっと、永遠にも思える刹那だ。
「あー…まずいな」
「どうしたの?」
「また抱きたくなってきた」
「ひ、秀吉さん……っ」
「宴に行くのが遅くなっちまうな」
「待って、今はだめっ……」
「どうして?敏感になってるからか?」
「〜〜〜……っっ!いじわるっ……!」
「くすっ…お前が可愛いからだぞ?」
「ちょっ…ぁっ……!」
────この後、宴にたっぷり遅刻して
結局、周りからからかわれたのは言うまでもない
愛しい美依。
今日も明日も、明後日も、未来も、
これから一緒に、手を繋いで、
どこまでも……歩いていこうな?
『媚薬の金平糖なんかより、
全然…お前の方が酔う。
その意味が解るか?
お前に溺れてるって、ことなんだよ』
溶け合う程に、愛し合って。
二人混ざって、もう離れないように。
俺は再度濡れた熱に溺れながら、
お前だけに、永遠の想いを誓った。
そして、お前に何度も囁く。
『愛してる』と。
『もう離さない』を───………
Sugar Honey-金平糖の罠-
了
♡♡Happy_birthday♡♡
Hideyoshi Toyotomi