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〖イケメン戦国〗翡翠色の向日葵《豊臣秀吉短編集》

第2章 世界で一番お姫様 / ◆





「…っぁあっ……!」

「胸を弄られただけで濡れたのか?本当に敏感だな、お前は」

「ひ、秀吉さんの、せいだよっ……」

「おお、それは悪い。でも…もっと好くなれ」

「ぁっあっ…ぁんっ……」




くちゅっ、くちっくちっ、ちゅくっ……
割れ目に沿って、前後に指を動かしてやる。

ぬるぬると滑らかに指が動けば、美依は堪らないと言ったように嬌声を上げた。

胸元から顔を上げて、表情を伺えば……
目はとろんと蕩けて涙目で、半開きの唇からは濡れた吐息が零れている。



(堪らないな、その顔)



『女』の部分を晒す美依は、いつものあどけない雰囲気からはかけ離れて、とても色っぽく見えて。

そのせいで躰は熱くなり、ぞくりと這い上がるように腰が疼いた。




「美依……っ」

「ぁっあっ、ひで、よしさっ……」

「中も…疼いてる、だろ?」

「……っぁあんっ!」




つぷり…と中指と薬指を中に差し入れると、美依の躰が大きく跳ね上がった。

────熱い
中はどろどろに蕩けていて、指をきゅうきゅうと締め付けてくる。

その柔らかい内壁を、少し曲げた指の腹で小刻みに擦ってやれば……

美依は痛いくらいに肩に爪を立て、その可愛い喘ぎ声を部屋中に響かせた。




「やぁっ…そんな、だめぇ……!」

「躰は悦んでるぞ、すごい締まってる」

「ぁっぁんっ…ひでっ…よしさ…っ!」

「…っやっぱり、名前呼ばれるといいな」




だんだん指の抽挿を早くしていく。
その度に中からは蜜が掻き出され、俺の手をびっしょりと濡らした。

ああ、本当に堪らない。
乱れる美依は、艶っぽくて淫らだ。
俺しか知らないその姿。
そうさせているのが自分だと言うだけで……

心も躰も熱くなり、己の『雄』が痛いほどに反応してしまう。




(……っ疼いて、止まらねぇ)




さっきから全身が熱を持ったみたいに熱い。
じくじくと焦げるように蝕んで……
息も荒れて、過呼吸みたいになる。

やっぱり余裕なんて、全然ない。
特に、こんな美依の姿を見ていると……

自分の欲望が暴れ出して、暴走しそうになってしまう。






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