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〖イケメン戦国〗翡翠色の向日葵《豊臣秀吉短編集》

第9章 【誕生記念】妹なんかじゃいられない! / ◆&♥





「……っ悪い!」

「んー……」




美依は微かに喉を鳴らし、飲み込むような仕草を見せる。
すると、そこで俺自身から唇を離し……
今度は躰ごと起こして、俺を見てきた。




「気持ち悪いだろ、飲まなくていいぞ」

「平気だよ、もっと出してもいいのに」

「さすがに口の中に出すのはなぁ、そこまでさせられない」

「……秀吉さんのだから大丈夫」




(秀吉さんのだから大丈夫って……)

その言葉にやられてしまった。
この状況で、俺を煽っているのか。
そんな事言われたら…本当の意味で止まってやる事なんて出来ない。

俺は美依の肩を掴むと、褥へと押し倒した。
背中を布団に付けさせ、上から見下ろせば、美依は期待したような瞳で見上げてくる。
その欲しがってる顔、堪らないな。
それだけで際限なく心は高ぶり、俺を獰猛な獣へと変えていく。

そのまま脚を割り、大きく開かせて。
美依の秘蜜はすでに潤って、とろとろに蕩けているから。
俺は滾る雄の先を、その泥濘に押し当てた。
さっき少量吐き出してしまったとは言え、まだ全然熱く硬いままだ。
ぐりぐりと刺激してやれば、美依は顔を歪めて躰をよじる。

俺はぎらつく目で美依を見ながら…
『再確認』の意味も兼ねて、美依に尋ねた。




「美依、お前…たくさん気持ちいい事したいんだよな?」

「う、うん……」

「それは明日起きられなくなってもいいって解釈で合ってるか?」

「明日は秀吉さんの誕生日だから…休みだよ」

「そっか、なら閨から出さなくていいな」

「あっ……!」




ずぷっ…ぬぷぷぷ……

ゆっくり加圧し、蜜華を割って熱杭を沈めていくと、美依は目を見開き肌を震わせた。
狭く閉じられた中を掻き分け、進んでいけば…
蜜が絡み、内壁が離すまいとするように締め上げてくる。

それが本当に気持ちいい。
俺の形をすっかり覚えているから、よく馴染んでずっぽりと嵌(はま)るし。

奥の口に当たった所で腰を止めれば、埋まった熱が中をみっちり押し広げている。
苦しくないか、美依の顔を伺えば……
とろんと蕩けて、気持ち良さそうになっていた。






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