第13章 緑からの指令
弟者が降り向くと
自分たちより先に歩いていたはずの
追跡対象が弟者の目の前に立っていた
「誰が見つからないって?」
にやりと笑みを浮かべた彼に弟者が
「や、やぁ!メロさん!奇遇だね!!買い物??」
……はぐらかし方が下手すぎる
これにはも頭を抱えた
「まぁ。そうだけど……久しぶりだなちゃん」
メロやんが彼女の視線に合うようにかがむ
「お久しぶりです。メロさん」
「体の調子はどうよ?」
「もう大丈夫!元気です!」
メロやんは、病院に入院してた時
よくお見舞いに来てはにリンゴを剥いてくれたり、お店に来たお客さんの話を
してくれた。
「そっか。元気になったんだったらよかった。また店に来いよな」
「はい。みんなで行きますね。」
それじゃあ。買い出しあるから
とメロさんは元来た道へと戻っていった
「さて、じゃあおついちさんからのミッションをこなしに行こうか」
「はい。」
スーパーで目的の物を買い
帰路につく
車が来たら危ないからと
弟者とは手をつないで歩いた