• テキストサイズ

「新テニ」理想のペア、2組のペアたちとドリンクジ対決!!

第1章 理想のペア、2組のペアたちとドリンクジ対決!!



 「不二か。いいところに来たな」



 「乾、話は全て聞いていたよ。ゲームって、そこの多くのカップそれぞれに入ったドリンクでするんだよね?」



 「ああ、題して、ドリンクジ対決だ」



 「にゃに、にゃに、おもしろそうな対決じゃーん」



 「おい、英二……」



 「いいじゃん、大石、オレたちもドリンクジ対決に参加しようよー」

 青学の黄金(ゴールデン)ペアの菊丸英二と大石秀一朗も話を聞いていたか、給湯室に入ってきました。



 「おいおいおい、ちっとも、おもしろくなんかないぜ。カップの約3分の1は乾のドリンクなんだから」



 「げ、毒が約3分の1も……」



 「英二、何か言ったか?」



 「い、いいえ、にゃにも……」
 乾がメガネを光らせながら、乾汁の入ったコップを菊丸に突きつけるものだから、菊丸は大石の後ろに隠れてしまいます。



 「毒って、菊丸、上手い例えだな」
 と、丸井は木手に耳打ちしていました。乾が一瞬、メガネを光らせながら、丸井の方を見ましたが何も言わず、ゲームの説明に入ろうとしていました。



 「ただ、1人1人順番にカップのドリンクを試飲するだけではおもしろくないから、ペアを組んでコートに入って向かい側の同じ色のコーンに2人同時にサーブを打って狙ってもらう。それを5回連続でしてもらう。5回連続で同じ色のコーンをサーブで狙って当てることが出来たらクリアだ。ただ、ペアのどちらか1人でも同じ色のコーンからサーブの狙いを外したら、試飲をしてもらう。もちろん、ペア2人ともだ」
/ 21ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp