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GalaxyAngels

第3章 未知の宇宙


初出動から数日、特に任務も無かったが常に出動出来る準備は怠っていない。ブリッジクルーは太陽系外の星域の確認、レスキュー隊員は基礎訓練、メカニックは機体の整備に余念がない。
中でも艦長でありレスキュー隊隊長でもあるスコットは大忙しだ。
「良いか、基礎が身体に染み付いてこそ無駄のない救助活動が出来るんだ!」
若い隊員に混じって一緒に基礎訓練を熟す。それが終わると司令部でミーティング。その後にはブリッジクルーとミーティング。ぐったりして食堂に行く。
「おばちゃん、ナポリタンくれ…」
「なんだい?そのくたびれた声は!?艦長さんはもっと栄養摂らないと!
今日はターニャスペシャルを作ってあげるよ!」
シェフのターニャはスコットの疲れた顔を見て腕まくりした。
「おばちゃん、それもう一つ…」
スコットの横にはいつの間にか疲れた顔のロブがいた。
「あんたもかい!?
二人ともしっかりしなよ!」
ターニャに激を飛ばされ、二人は顔を見合わせ苦笑いした。

「…いつ湧いて出た?」
「…先輩が気付かなかっただけっす」
スコットもロブもいつもの様な覇気がない。
「…なんでお前が疲れてる?」
「…慣れない事ばっかりやらされてるっすからね」
ロブも副艦長として忙しい日々を送っている。
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