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GalaxyAngels

第2章 初出動!


「作業艇は任せな」
グレンがアインに親指を立てて見せる。
「グレン、指示するまで動くなよ
救助艇及び作業艇、発進準備完了!」
アインは救助艇に乗り込み、ブリッジに報告を入れた。
「よし、レスキュー隊発進しろ」
スコットの号令で救助艇と作業艇が発進した。

救助艇が現場に着くと、火事はすでに施設の三分の一を炎が覆っていた。
「グレン!炎の勢いを止めてくれ!」
アインの要請で消火作業艇から消火剤が散布された。施設表面を覆っていた炎は瞬く間に消されて行った。
「どうだ!俺のテクは!」
グレンの鼻息が荒い。
「グレン!遊びじゃないんだぞ!
俺達は中に入る、引き続き外の消火を頼む」
アインはレスキュー隊員を引き連れ施設に入っていった。

『アイン、中はどうだ?』
アインが中に入ると、スコットから通信が入る。アインは隊員に逃げ遅れた人がいないか確認を急がせていた。
「中はさほど火は回ってない様です
今、人的被害の確認を行ってます」
『被害者がいたらすぐに搬送しろ、こっちの準備は整っている』
「ラジャー!」
アインは通信が終わるとすぐに隊員に確認を取った。幸いに被害者はなく、直ちに中の消火作業に取り掛かった。

レスキュー艦ではカークが医療チームを指揮し受け入れ態勢を整えた。
「艦長、どうだ?被害者はいそうか?」
「いや、避難は完了しているようだ
一応、待機はしておいてくれ」
スコットはカークとの通信を終えるとエリーを呼び出した。
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