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俺の異世界奮闘記

第8章 港町フォードス


バトルシザースは役所から依頼主に届けられるそうだ。
「依頼主はあの蟹でパーティーでもするのか?」
「そんな事より報酬よ!」
ティアナの目の色が変わる。

報酬は査定ポイントと賞金だ。
ポイントは10ポイントを三等分して3.3ポイント、割り切れない0.1未満は切り捨てられる。
因みに1ランク上のティアナは更に1/4になる。
ポイントは冒険者の指輪に魔法で記録されるらしい。

賞金は1500ロイヤル、1ロイヤルは日本円で10円くらいの価値の様だ。
一人500ロイヤル。
「さっき貸した食事代450ロイヤル返してもらうわよ」
手元に残ったのは50ロイヤル…。
(500円か…これじゃあガキの駄賃だな…)
なんか初の依頼報酬って感じがしない。
しかしこのランクの依頼報酬じゃあ、毎日やらないと生活費にはならないな。


「おっと、そろそろ店に戻らないとローズにどやされる…
シャルルも来いよ
ローズに紹介するから…」
「…お店って?」
シャルルが尋ねる。
「猫左衛門はね、ローズの店に居候してるの…
ローズは魔法に詳しいし、顔も広いし、頼りなる人よ
ちょっと人使い荒いけど…」
ティアナは苦笑いで一言付け加える。
「魔法の話しが聞けるなら…」
シャルルを連れて店に戻った。
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