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【鬼滅の刃】短編夢小説

第8章 ※幸せな時 (不死川実弥) ※


「いくぞ・・・」
「ん・・・あっ!」
腰を掴み最初は先だけ蜜を絡めて引き抜かれもう一度試されるともう少し奥まで許す。
「やぁ・・あ!あ・・・っ!」
快感と怯えから私は目の前にいる逞しい筋肉質の身体に抱きついた。
「ーーー」
名前を囁かれるとビクッと身体が震え秘所から蜜が溢れる。強烈な快感に視界がぼやけ一筋の涙を流すと「痛かったか?」と彼が心配そうに眉を寄せた。
「大丈夫・・・です」
あの地獄の日々に比べたら何て事はない。そんな事を考えていると彼は切なそうに表情を歪めた。

の中に一気に突き入れれば部屋中にか細い声が響き渡る。
「・・・あっ!」
ギリッと布団に爪を立てるのが見え俺は彼女の手を自分の背中に回すと抱き付いて来る。温かく柔らかい身体に豊満な胸。「華奢だ」と呟くと小雪は眉を下げる。よくこんな細身で刀を振るい鬼狩りをしていたものだ。
「・・・」
「あ・・・んっ・・・!」
あの時のお前は俺と同じ。鬼を殺す為だけに生きていた。だけど今はーーー。
ナカは狭くて温かくきつく締め付けてくる。それに耐えるよう唇を噛み締めながらゆっくりと律動し始めると彼女の口から声が漏れ出す。
「やっ・・・あぁ!」
「・・・はぁっ!・・・好きだ」
そう名を呟き繋がりながら最奥を突き上げると射精感が襲いナカに吐き出した。溜まっていた精を出し終えると俺は身を屈め小雪の顔を見る。真っ赤に染まった頬に濃紺の長髪が絹のようにさらりと指の間を流れる。ぐったりと横たわっている彼女を見ていると胸の中が満たされ温まってくる。優しく健気な少女が愛おしい。
「こいつが居なかったら俺は・・・」
どうなっていたのだろうか。家族を全員失い仲間も大勢亡くなってしまった。生きる意味を無くした俺は小雪が居なかったらと考える度に酷く落ち込む。
可愛い寝息を立てるの顔を見た後、俺はそっと微笑み彼女の身体と我が子を抱き寄せ幸せな眠りについた。
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