HUNTER × HUNTERに無理やり転生してみた
第3章 さぁいざ!出発だ!
幻影旅団アジトへ、駆け込むようにして入るとお目当ての団長を見つけた。
「団長〜!ただいまっ!(お…思ってたより存在感あるな団長って…)」
「た、ただいま…?(うわっ本物だ)」
「あぁ、お前らか。何かいいものでも見つかったという顔をしているな。そうだレイとリル、マチが探してたぞ?お前何時も付けてるマスクを忘れていったらしいな。」
「流石団長!見て見て本だよ!いいもの見つけたよ!」
「あ…マスク!団長、マチさんどこ?!あ、あれがないと怖い…!リルこの本渡しとく!私、マチさん探してくる!ま、マチさーーーん…!」
レイはそう言うと円を使ってマチを探しに駆けて行った。僕は2つの古書を団長に手渡した。
「ほう…これはまだ持っていないやつだな。これは2つでようやく1つの話になる珍しいものだ。」
「へー…?意味はわからないけどいい本なんだね。(まじかで見る団長カッコイイ…!!)」
古書を2人で眺めているとマチとレイが帰ってきた。
「良かった…。なんで忘れたんだろ…?(元々つけてなかったけどね)」
「なんでって…忘れたのかい?リルが急にお宝探しに行くって、準備中のレイを引っ張ってたからじゃないか。今度は忘れちゃダメだよ?ほら!リルあんたも今日こそマスクつけな!」
腕を組んでマチが僕を叱りつける。
「えーー!マスク息し辛いからヤダ!」
「ダメだよ、変態がうつるよ!リル!ほら、こっちに来な!」
逃げようとするも僕は、あっさりとマチの糸に捕まりぶら下がる。
そしてマチは僕にマスクを付けた。