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【鬼滅の刃】氷雪の華

第7章 07. 稽古


「お前は水柱にならなくてはならない」
『・・・・・はい』
義勇さんは自分の後継者を探しているのだとーーー私はそう思っていた。
『あの・・・義勇さんはどうして鬼殺隊に・・・』
「そろそろ再開するぞ」
『あ・・・はい』
私の言葉を遮るように、義勇さんは立ち上がった。聞かれたくない話だったようだと察した私は慌てて刀を持ち立ち上がる。

ーーー今は稽古に専念しよう。彼と一緒に鬼と戦えるように。

強く吹き付けてくる風に私は両手で刀の柄を握り締めた。
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