第2章 ひざまくら【R18】《煉獄》
締め切ったその部屋は
昼間でも薄暗かった。
煉獄は自ら浴衣の帯を外すと一糸纏わぬ姿になる。
鍛え上げられた肉体と傷跡だらけの身体に みさはドキリとした。
恥ずかしくなり煉獄に背を向けながら着物の帯を解く。
背後から熱い視線が注がれているのが分かる。
それだけで身体の芯がピリピリと痺れてくるのが分かった。
着ていたものを畳に落としていき
最後の襦袢をゆっくりと畳に落とした。
みさのうなじから華奢な肩、細くなる腰のラインから形の良い尻、すらりと伸びる両脚
すべてが露になるのを見ていた煉極は後ろから みさを抱き締めた。
先程の行為で乱れた髪に刺さるかんざしを
煉極が引き抜くと胸まである黒髪がしなやかにみさの肩に落ちた。
みさの髪の甘い匂いが煉獄の鼻腔をくすぐると煉獄はゾクリと身を震わせた。
「 みさ…お前はいい女だよ」
みさの耳元で低い声で囁き
硬くなったソレを みさの尻に押し付けると
みさは甘い痺れから吐息を漏らす。
「…っ、杏寿朗…」
布団に押し倒され
煉獄が上から覆い被さると
煉獄の指が慈しむように頬に触れた。
煉獄の首に両腕を回して抱き締めれば
唇が重なる。
上唇と下唇をついばむように甘噛され
煉獄の舌を迎え入れると舌を絡める。
「…ん、ふ…ぅ」
煉獄は みさの脚を開かせると
みさの秘部に硬くなったソレを擦り付けた。
「あっ…」
未だ蜜壺から溢れ出す蜜をソレに付けると
秘部の下から上へゆっくりとなぞった。
「…っ、あぁぁん…」
蕩けた顔の みさは悩ましげに腰をくねらせる。
ぷっくりと腫れあがった突起をソレで押し潰すと
くちゅくちゅと水音が響く。
「ふぁぁ…杏寿朗ぉっ」
蜜壺は何かを待ち望んでいるかの様に
ひくひくとうごめく。
「…っ、いじわる、しないでぇっ!」
みさの身体はビクビクと震える。