第2章 ひざまくら【R18】《煉獄》
煉獄はみさに再び口付ける。
煉獄の舌がみさの唇をべろりと舐め上げる。
吐息の隙間から強引に舌が入り込むと
口内のそこら中を貪られる
まるで食べられているみたいだとみさは感じた。
身体の芯がピリピリと麻痺する様な感覚を覚えて、みさは煉獄の唇と自分の唇の間に指を差し込み引き剥がした。
そのまま両手で煉獄の口を塞ぐ。
「…杏寿朗、ここは外、そして昼間です」
駄目です。
そうきっぱりと言い切ったのだが。
口を塞いでいたみさの手を煉獄の舌がべろりと舐め上げると、みさはびっくりして両手を外した。
その隙にみさはまんまと押し倒される。
「案ずるな!全て任せてみさは俺に可愛がられておけば良い」
みさを見つめニヤリと笑う煉獄。
手のひらで顎を固定され、もう片方の手で額に掛かる前髪をかき上げるように撫でられる。
唇と唇が、触れるか触れないかの距離に近付く
みさは諦めてされるがままにする事にして、口付けを受け入れるべく目を閉じると
程なく唇が重ねられた。
煉獄の舌が歯列を割って口内に侵入してくる。
歯茎の裏を舌でなぞられると、みさの身体はピクリとはね上がった。
着物の胸元から煉獄が指先を差し込ませるとみさの柔らかな膨らみを優しく揉みあげる。
ピンと立ち上がってきた頂点を指でこりこりと弄ると甘い吐息が漏れる。
「…ぁ、」
収まりきれなくなった二人の唾液が、
みさの唇から溢れ頬を伝う。
煉獄の行為によってみさの胸元は随分とはだけてきている。
手で弄んでいる膨らみの反対側
着物を強引に下にずらすと、形の良い膨らみがぷるりと揺れて姿を現す。
みさの色素の薄い真っ白な肌の
膨らみの先端のそれはピンク色で
煉獄が反対側の先端に刺激を与える度に
ぷるぷる揺れた。
煉獄の唇は、みさの唇から下にどんどん降りて行くと、やがてその膨らみの頂点にたどり着く。
愛らしいその先端を口に含むと
みさはピクピクと震えた。
「ぁ…ん…っ」
口と指先で両方の頂点に触れる
その度にみさはピクピクと震える。
煉獄はその反対を楽しむように執拗に弄ぶ。