第7章 依存共存【R18】《不死川実弥》

「ふ、…恥ずかしい、か？」

「っ、はい」

出来れば普通の体勢にと希望を持ったのだが

「だーめ、だ」

「っ！？なん、で」

「…なぁ、俺は気持ち良かったが、お前の気持ち良い所に当たってたかァ？」

「…？十分、気持ち良かったです、けど…？」

気持ち良かったことに偽りはない。筈だ。

「…お前、自分がどこに当てたら一番気持ちいいか分かんねェの？」

「…！？わ、分かる訳なくないですか？」

いつもは不死川が動いているのだ。自分で動いたのなんて初めてなのに、そんなのは分かる訳筈もない。

「じゃあ、どう当てたら気持ちいいか、お勉強な」

「…！？そ、んな」

「はいはい、じゃあ、股は開いてしゃがむ体勢くらいできるよ、な？」

何やら楽しそうな不死川の様子に、全然気が乗らないが。
言い出したら聞かないのは分かっているので黙って従うことにする。
もたもたと言われた通りの体勢になれば、スカートを汚れないようにお腹の前で持っているように言われて従う。

「…お前の気持ちいい所はお腹側なんだ」

ずるり、と抜けるか抜けないかまで不死川のそれが抜かれる。

「後ろ側から前側を押すように入れれば…」

「っ！？ひ、ぁあっ」

みさは身体を強張らせた。
不死川のそれが、良い場所らしいそこをリズミカルに押す。

「ふぁ、あぁ…っ！！」

自分でした時とは全然違う、その強い快感に、落ち着いていた筈の熱が再びぶり返してくる。

「っ…は、分かった、か？良い場所」

「あぅ…！わ、分からな…っ」

ぐりぐりとその場所だけを刺激されて、腰が引けるのに、不死川の手ががっしりと腰を固定している為に逃げられない。

「ひあぁぁ、駄目っ止め、てぇ、」

いやいやと首を横に降るが、不死川が止めてくれる訳も無い。

「は、きゅうきゅう締め付けてくる…お前の良い場所は、ここなんだ」

「っあぅ…分かった、からぁあっ！」

下から何度も突き上げられて、太ももがガクガクと震える。

「ん、やぁぁ…！も、イっちゃ、う、」

目の前に星が散ると、みさの身体全体がビクンと矢なりにしなる。

掴んでいたスカートをぎゅうと握り閉めて、浅く呼吸を繰り返す。