第1章 スイッチ【R18】《伊之助》
また快感の波に引き戻された
みさの華奢な腰を掴み
ナカにソレを壊れる位に打ち付けると
甘い声が止めどなく響き渡る
みさをこんないやらしい姿にしているのは俺なのだと、
伊之助は支配欲にぞくぞくする
もっとめちゃくちゃになれば良い
「あっあぁぁ…またきちゃう…っ」
「…っく、みさ、一緒にっ」
中に熱が放たれたと同時にみさの身体が一際矢なりに仰け反った。
みさの胸に頭を乗せて
息を整えている伊之助の髪を
みさは優しく撫でる
微かに動くさらさらの髪が、
身体に当たってこそばゆい
暫くして、伊之助は起き上がると
みさに口付けた。
「みさ、好きだ。」
「うん、私も。」
好きだよ、と微笑む。
いつも直球な伊之助が愛しいとみさは思う。
「結婚してくれ!」
最近はこればっかりだ。
誰に吹き込まれたのだろう。
「大人になったらね」
何歳になったらだ!?などと、ごねる伊之助に
いつか本当に結婚できたらいいなとみさは思のだった。
end