第1章 スイッチ【R18】《伊之助》

スイッチって？

きょとんとするみさをよそに
伊之助は乱れた浴衣からのぞくみさの両足の間に手を滑り込ませる。
するとゴツゴツした太い中指を秘部の入り口に突き立てた。

「…っ待って！」

まだ濡れてもいないのに！と抵抗しようとするみさの言葉を遮るように唇を奪う。
角度を変えて深く口内に侵入されて舌を絡めとられる
唾液が溢れてみさの頬を伝った。

「…ぁっ…っ！！」

つぷん、と侵入してきた伊之助の指に
まだ濡れていないみさの秘部の入り口は鈍い痛みを覚える、しかしそんなものも興奮材料なのか甘い刺激にさえ感じる。

「…ん、ぁあん…」

伊之助が指を抜き差しすると、中からどんどん愛液が溢れてくるのが分かる。

「やぁ…駄目、なのに…」

既に抜き差しするだけで水音がする。

伊之助は指を引き抜いた。
顔の近くまで手を上げると、指を伝い腕にまで垂れてきたそれをみさに見せ付けるように舐め上げる。

「駄目じゃ無いよな？これは」

みさはその行為に、身震いを覚え
下半身がきゅうぅとする
感覚が研ぎ澄まされ
更に快感を得ようと全身がピクピクと痙攣する。

「馬鹿っ」

伊之助は勝ち誇ったように満足気に微笑むと
みさの額、瞼、頬と口付ける
更には下唇を甘噛みすると甘い吐息が漏れた。

伊之助の唇が首筋へと滑り、手のひらが浴衣越しに大きな二つの膨らみの片方へ
柔らかな触感を楽しむようにやわやわと優しく触れる。
二つの膨らみの頂点にある可愛らしい突起物は
既に触って欲しそうに存在を主張しているのだが、伊之助はわざとその周りを人差し指でくるくるとゆっくりとなぞると、みさはもどかしさに身を捩った。

帯を解き浴衣を捲ると白い肌が露になる。
その膨らみの先端を指で弄ってやる。
更にもう片方の先端は舌で優しく舐め回した。

「っはぁ…あ」

指先を下半身へ向かわせると
艶かしく潤う秘部に触れた。
膨張して大きくなった突起物に、溢れて出る愛液を擦り付ける。

「あっ…んんんっ」

みさは伊之助の頭部をぎゅっと抱き締める
刺激を受ける度にピクピクと身体は跳ねて止まらないようだ。