第9章 No.9
あのあと、家まで送ってもらったものの、
なんだか家でぼーっとしてしまい、
なかなか眠れず、今日は寝不足。
「ふわぁ~…。」
東堂「ぶっさいくな顔だな。」
目をつぶりながら大きなあくびをしたあと、
目を開けたら尽八がいた。
「うわっ!!!びっくりさせないでよ…。」
東堂「ワッハッハー!すまない!それより、クマ凄いけど、寝ていないのか…?せっかくのお肌がボロボロになってしまうではないかー!俺みたいにしっかりスキンケアをしてアロマ焚いて…。」
「で、何。何の用?」
東堂「んー?特にはないな☆」
女子A「あ!東堂様だー!」
女子B「え、あの子と喋ってるー!」
女子C「あの子新開くんともなかいいみたいだよー」
女子A「マジー!?誰ーあの子ー?」
女子B「知らないけど、あんま冴えないね。」
女子C「絶対私たちの方イケてる。」
またはじまったよ。
女子たちの妬み。
学校一人気のある尽八との幼馴染であることの代償はでかい。本当に面倒なこと。大分慣れたけどね。
女の子たちから色々言われるのも慣れた。
東堂「女子ファンたちーいつもありがとーう」
尽八も女子たちの話声聞こえてたけど、
いつもあまりつっこまない。
私をかばうことによって、自分の評価を落としたくないから。
だから毎回、周りに誰もいないときに謝られる。
別にいいんだけどね、尽八の気持ちも分かるし。
「今日も大人気だねー東堂様。」
東堂「女子ファンは大事なんだっ。」
女子たちはずっとこっちをみていた。
腕を組みながら、ずっと私の悪口を言っている。
尽八は目の前で少し汗かいてる。
焦ってるんだな。どうしよう、って。
女子A「あんな地味でさえない子なんて絶対性格悪い。ブス。」
新開「ねーねー誰の話してるの?」
女子B「し、しんかいくんっ!!」
新開「尽八と話してるちゃんのことかな?」
女子C「え!いや!ぜ、全然そんな!」
新開「人の悪口を聞こえるくらいの声の大きさで言う女の子の方がブスだと思うけどな、俺は。」
でたーーー新開のキラースマイルだ。
女の子たちは完全に固まった。
新開「俺からしたらおめさんたちより、ちゃんの方が100倍可愛いな。(ニコッ)」
えーーーーーーーーーー!
東堂「お、いいぞいいぞ新開ー!」