• テキストサイズ

君との距離を__。【鬼滅の刃】

第4章  外伝 優しい理由



小春side


翌日___


陽の光が暖かい

目をあけると大きな傷が見えた。「この人は確か…」と昨日の記憶をたどると、屋敷に誘われてからそのまま寝てしまったことを思い出した。

急いで布団から出ようとしたが、体はびくとも動かない。



実弥「…もうちょい寝かせろやァ……」



と、私を片手で抱き寄せる。よく見ればとても端正な顔立ちをしていることに気が付く。それのせいもあり自分から聞こえてくる鼓動が大きく感じた。



実弥「どうしたァ…?」

『…ぁ…ぅ……』

実弥「…おう……」

『……ッ…』

実弥「…わかったよ。」



何も話さないでも私の事を理解してくれた。ゆっくりと上に乗せられていた腕が外される。

急いで書き物を手に取って文字を書いた。



『“本当にごめんなさい。”』

実弥「…あ?」



頭を掻きながら私の方を見た。少し朝が弱いのかな…。




/ 78ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp