第3章 無限列車編
煉獄さんが私の方に気を取られて攻撃できない
早く。早く言わなきゃ…
『_____煉獄さん!!!!』
みんな驚いているだろう
初めて私の声を聞くのだから
『私、はいいから……今のうちに…!!』
煉「……!!
炎の呼吸 奥義玖ノ型 煉獄!」
『……ッ!!』
猗「…!?」
『唄の呼吸 参の型 鏡花水月!!!』
煉獄さんの攻撃が届く前に、もう片方の日輪刀を片手で持ち技を出した
私の技は猗窩座の頸は斬れず、猗窩座の片腕と片足、そして中途半端に胴体が斬れていた。
少しは速度がゆるくなったと思ったが、
次の瞬間、私が目にした光景は
鬼の腕が煉獄さんの胸を貫いているものだった。
私は顔が真っ青になってしまって足が硬直していた
猗「腕が抜けん…!?」
煉「逃がさない…!!」
煉獄さんの刀が猗窩座の頸を斬ろうとする。