第3章 無限列車編
みんなと話をしているうちに車掌さんが切符を確認しに来てくれた。私は切符を渡したあと微かに鬼の匂いがするのに気づいた。
しまったと思い立ち上がろうとしたがすでに遅く、切り込みを入れられた後には眠りについていた。
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目を覚ました時には家の前にいた。
あれ、私何してたんだっけ?
母「小春、」
父「おかえり、小春。
お腹すいただろ?ちょっと待ってろよー」
お母さん…?お父さんもなんでここに……
辺りを見回すと懐かしいものが壁や棚の至る所にある。
「ハル」
その声は私のよく知る声だった
『…兄、さん………』
零「ハル、よく頑張ったね」
私の頭を撫でて優しい声に泣きそうになった
『…兄さん……私っ…』