• テキストサイズ

※ドS俺様男子にご用心※

第5章 友情運UP☆


『ごちそーさんでした。助かりましたわぁ』

その子は満足そうに手を合わせた。

『役に立ててよかったよ。』

美嘉ちゃんははにかんだ。

『そうか。お二人さん、名前なんて言うん?』


『私は一年二組の中山美嘉。』

『私も美嘉ちゃんと同じクラスの市川理沙だよ。』


軽く自己紹介。

『そうなんや。うちは一年三組の霜月芽生(シモツキ*メイ)。関西人やでっ♪』


『へぇ…関西人。』

ここまでハッキリと関西人とわかる人と出会ったのは初めてだ。


『これからよろしくな☆ほな、用事あるで行くわ。この恩は一生忘れんで!!』


霜月さんは手を振りながら屋上から出てった。



『元気な人だったね。』

『ねっ』


友達になれたのかな?


そしたら今日で二人友達ができたことになる。


そう考えると笑みが溢れた。


『そろそろ教室行こっか。』


『そうだね』



私たちも屋上を出た。

/ 349ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp