第1章 出逢い
~朝~
教室にて。
『理沙おはよー』
『おはよっ美嘉ちゃん』
眠いなあ…
ボーとしながら席につくと
ガタッ
秋元くんも席についた。
パチッ
また目があった!!
『おはよう、市川さん。』
『あ、おはよ…う!』
軽く噛んだし…
ニコッ
またまたイケメンスマーイル!!
名前…覚えていてくれてたんだ////
まあ、隣の席だし覚えるか。
『ほら、あの人!!』
ドアのほうから女子の声が聞こえる。
『?』
秋元くんと私はドアのほうを見る。
そこには数十人もの女子がいた。
『きゃー!!こっち向いた!!超イケメン~♪』
『秋元陵くんかっこいいー』
一人の女子が手を振る。
秋元くんも爽やかスマイルで振りかえす。
『きゃーーー』
うるさい…
朝から元気がよろしいこと…
やっぱりモテるんだなあ。
お兄ちゃんに勝ってる気がするww
キーンコーン カーンコーン
予鈴。
ガタガタッ
みんな席につく。
キャーキャー騒いでた女子たちも帰っていった。