第14章 魅惑、誘惑?
「!?」
私を食べる…!?
それって…
理解したときには私は陵に押し倒された
陵は不適な笑みを浮かべていた。
「今から理沙で腹を満たす」
「な……ダメだよ、誰か来ちゃう…」
「ああ、声出したら来るかもな」
そう言いながら陵は私の首筋を指でなぞる。
「ん……っ」
「クス……興奮してんの?これだけで感じるなんて」
「違……ぅ」
「あっそ」
陵は私の顎を掴んでキスをした。
「んん…っ」
深く噛みつくようなキス
何度も角度を変える
「…はっ、理沙…」
舌が絡まって息が苦しい
「ふぁ……っ」
ダメ……学校なのに……
私は陵にされるがままだった。
そのとき、
___キーンコーン カーンコーン
予鈴。
唇が離れる。
「はぁ…はぁ…」
私はぐったりとして息を整えた。
「理沙」
「…?」
「続きは俺の家な」
「!」
続き……
想像して体が熱くなった。
私はコクリとうなずく。
「じゃ、教室戻るか」
私たちは何もなかったかのように教室に戻った。