• テキストサイズ

※ドS俺様男子にご用心※

第2章 本性


~授業中~

私たちはお互い顔を見ない。

頬杖をついていた。

次第に落ち着いた。

…元はと言えば私が悪いんだよね。

返信すればこんなことにはならなかった。

カリカリッ

ノートに書いた。

そして陵に見せる。

“返信しなくてごめんなさい。次からはします。”

『……』

カリカリッ

陵も書く。

“俺も怒りすぎた。ごめん。”

思わぬ言葉に焦る。

まさか、謝られるなんて…

“あやまらないで。私が悪いんだから…”

“あやまったけど、完全には許してない。”

ですよね…

書こうとしたら陵がまた書いた。

“だからお仕置きする。”

え?

サワッ

『…っ!?』

陵が私の太ももを撫でた。

『陵…っ』

“声出すとバレるよ?”

陵は微笑していた。

“やめて”

“やめない”

『…っん』

“感じすぎw”

“誰かにバレたらどうするの!?”

“理沙が声出さなければバレない”

そんな…出そう…っ

キーンコーン カーンコーン

陵は撫でるのを止めた。
『はぁ…はぁ…』

よかった…

『お仕置き…刺激が強かったかな?』

『!?////』

耳元で囁かれた。

『今回は許してやる。』

『バカッ!!////』


/ 349ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp