第2章 本性
“これが本当の俺”
『は?』
『は…てなんだよ。』
『いきなり言われても意味わかんないけど!!』
『えーと、簡単に言えばドS。爽やかスマイルも作ってたし。』
『えええ!?!?作ってたの!?』
『そうだけど?』
いやいや…そんなサラリと…
『じゃあ、女子たちにも作り笑いだったの?』
『ああ。ほんとダルいわ。目があっただけでキャーキャー騒ぎやがって…』
松元くんはあきれ顔で言い、机の上に座った。
腹黒いなコイツ…
『まあ、お前は別だけどな^^』
『あ、そう…』
『髪巻いたの、俺のため?』
そうだ!巻いてたんだ!!
『違うし!!////』
『強がんなって^^可愛いなあ。』
『う、うるさい!可愛いとか言うな!////』
自分でも顔が赤いのがわかった。
何ドキドキしてんの私!