第2章 良い子の話
貴方の前だと何故か素直になれた
いつも良い子の私が
素直にわがままになられた
貴方は口は悪かったけど
わがままは全部聞いてくれた
そうしたいと言えば
絶対にしてくれた
喧嘩の原因はいつも
わがままを我慢した時の私の態度
皆はそれを知らない
私は良い子だから
そんな理由で喧嘩腰の彼が
怒っているなんて思わないよね
素直に言えばいいだろ
とわがままを急かす貴方に
言えない時もあるの
って怒るといつもため息を着いてたね
それでも結局泣くまで怒られて
グズグズと言わされて
それをやっと言ったと
嬉しそうに叶えてくれる
だいぶ無理矢理ではあったけど
やっとわがままが言えるようになった
そんな時頃だったんだ
友達や家族からしたら
彼の見た目を見て血迷ったと思ったよね
泣いてばかりの私を
不幸だと思ったんだろうね
わがままになってく私は
悪い子になった様に見えたんだろう