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【短編集】倉庫【雑多】

第11章 クロユリ6(五条悟)


「ん!!!」
「そ、上手…。奥歯、当たって気持ちいいよ」
先生の苦しそうな声が腰にざわざわともどかしさを与えていく。
そのもどかしさに届くように指が奥に当たる。
「ん、ぁぁ…!せ、ん!!」
思わず口を外し、つま先を丸めながら果てたのを後からになって気付いた。
「ふ、く…」
「もっと、おいで…」

まだ果てたばかりだというのに、先生は手を引いてソレに乗るよう促してくる。
またわからないことをさせられてきゅっと下半身がこわばってしまった。
「だいじょうぶだよ、ゆっくり腰おろして?」
指を絡まれ、がっちりと手を繋がられ、ちょっと嬉しくなってしまう。
その先端が割れ目をなぞるように動き、それだけなのにひくひくと身体が反応してしまった。
「いやぁ…っ、あ、うぅ」
下から自分の体重で落ちていく感覚は、いつもより違って、圧迫感で息が止まった。
「るるの好きなところは、ここだよ」
「ひぃぃ…!!」
先生が甘く囁くと、優しく腰に手を当ててすぐにぐっと身体を寄せられる。
奥の弱いところにぐりぐりとソレが擦れるようになり、あまりの刺激に声が勝手に漏れてしまった。
「ほら、当たってる。わかる?」
耳元で言われる度にくすぐったくてぞわぞわとお腹の奥が疼いていく。
「ぁ…!ぁああ…!!!!」
身体が反れるように力が入る。
奥まで貫かれて息が止まって、電気が流れるように頭からつま先までぴりぴりと痺れ、目の前が黄色くちかちかしてしまう。
後ろに倒れてしまいそうになり、優しく下ろしてくれる。
背中にあたるシーツがひんやりとしていて、火照った身体を癒してくれる。
はあはあと息をするのがやっとだった。
「せんせ、も…っ」
もう既に無理だと伝えたかったのに、覆いかぶさってくる。
綺麗な顔に少しだけ野性味が入ったギラギラとした目で見つめられ、逃げられないと思った。
体格差でも力の差でも全く勝てないのはわかっているから、諦めて上から降ってくるキスの雨を受け入れた。

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