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【短編集】倉庫【雑多】

第11章 クロユリ6(五条悟)


相変わらず綺麗すぎる顔が私の視界に入り、ますます顔に熱が集まっていく。
「まだ慣れない?」
「慣れない、です…」
「光栄だな」
ちゅ、と啄むようにされたキスは、気付かないうちに深いものに変わっていた。

その長身をベッドに沈め、そこに乗らされ、初めてじっくり繋がる箇所を見せられた。
まだ明るい部屋では恥ずかしく、視線をそらそうとしたのに、頭を優しくつかまれてそれを口に咥えるように誘導される。
もう既にお腹につきそうな程そそりたつそれは、熱く、私の手のひらでゆっくりと脈を打つ。
半分程咥えたところで苦しくなり、頭を優しく撫でられる。
「吸ったり、なめたり、して」
また子供に言い聞かせるような言葉にする。
優しいのに圧があって逆らえそうにない。
言われたように舌を尖らせ、頭にある溝に沿ってなぞる。
時折手のひらでソレは固さを増したり、太くなったりする。
恥ずかしいのに、ありありとわかってしまって、どうしたらいいかわからない。
もう一度ちゅっと吸うように唇を寄せると、びくっと跳ねるように動く。
「るるは可愛いから、何されても反応しちゃうね」
また優しく撫でられ、それがなんだか心地よくて目を細めてしまった。
大きく膨れたそれは、どう頑張っても口の半分までしか入らない。
息もうまく出来ず、唾液がたらたらとつたっていってしまう。
はあ、と溜息を吐くと、ごめんね、と謝られた。
もう一度深く咥えると、苦しそうなうめき声。
「っ…!」
それと同時に私の下半身を触られてびくりと肩が揺れた。
「せ…!!」
「一緒に気持ちよくなろうねぇ」
「う、ぁ…」
つぷ、という音と共に長い指が入り込む。
それはあっという間に私の弱点を擦る。
「ぁ…ぁ…ふぁ、やぁ」
「ほら、しっかり舐めて」
器用に私のそこに触れながら、頭をぐっと奥に押され、喉の奥にソレの先端があたった。

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