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【短編集】倉庫【雑多】

第6章 クロユリ3(五条悟)


目線をそらそうとすると、顎を捕まれてそのままさっきよりも深いものをされた。
息苦しさと甘い疼きと、最奥をコツコツと叩くソレがあまりにも強く、意識が飛びそうになるのを必死に我慢する。
「はぁぁ…!!あっ、あっ、ん、あ…!!」
ぎゅっとシーツを掴んで、また来る大きな波を迎えた。
「よしよし、上手にイけたねぇ」
額を撫でられ、うつろな目を少しだけ細める。
美麗な顔が少し歪んで、いつもの数十倍も色気を感じる。
脚をもちあげられ、さっきより深く楔が打ち込まれ、大きな快感と一緒にずくりと痛んだ。
「ここはまだかな、っ、もうちょっとだ」
何かを確認するように呟くと、また私の弱いところをぐりぐりと押し込んでいく。
「きゃうぅぅ…!!」
「もう一回一人でイっていいよ」
余裕そうに笑われると、本当にその通り、私に呆気なく電流が走る。
びくびくと身体が痙攣して、中すら敏感になっているのに、また遠慮もしないでソレが動いた。
続けざまの頂点があまりにも怖くて、ぎゅっと目の前にある身体を抱きしめた。
「も、もう、おねが、こわ…いか、ら、ぁああ…!!」
もうただ漏れてしまう声を言葉にしようとしたのに、震えてうまく言えない。
背中をゆっくりと撫でられ、いつもみたいに宥められる。

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