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虹色の月【鬼滅の刃/ 短編集】

第5章 宇髄天元(現パロ/R18)□愛しのMr色男



『寝かせるとこ流石にねぇから
……ここで我慢な?』

「………あ、えと、宇随先生?////」

『……お前から誘ったんだから
今更お預けは受け付けねぇぞ?』


そう言いながら後髪にスっと手を入れて
綺麗な顔に近づけられると
何だか夢の様な心地になってしまい
浮かれた口が本音をポロリと零す。


「あの…私…好きなんです、先生が。」

『…あそ。じゃあ黙って抱かれとけよ。
俺がどう想ってるかなんてすぐ分かっから。』


やっぱりこの人はMr.色男だ。
そんな下らないことを思ってしまうくらい
色っぽい顔と声でこの先の行為を予告してから
顔をいっそう近づけて私の上唇を優しく啄む。

両頬を大きい手で包み込みながら
甘ったるく繰り返すそれに幸せを感じながらも
もっとちゃんと唇を交わしたいと、
それが少しばかり憎たらしくなってきた。


『…なぁ俺と、ちゃんとキスしてぇ?』
「………。/////」
『ははっ!!お前本当派手に可愛いな。』


言葉にするのが恥ずかしくてコクリと頷くと
茶化すように頬を軽く摘んで優しく笑ってから
__グッと後頭部を固定して私を引き寄せると、
とても優しいずっと望んでいたキスをくれた。

先生は少しだけ唇を離して
ペロリとそれを舐めてから触れるか触れないか
そんな近い距離で優しく私に問いかける。


『姫華、こっち見てみ?
お前今、誰とキスした?…言えよ。』

「…っぁ……宇随…せんせぇ……////」

『先生とキスしたの?派手に悪い子だなお前。』
「…………んっ!!………っ…ふっ…。////」


悪い子何て言いながら今度は噛み付くように
口付けを送られる。それに驚いて口を開くと
ヌルりと口内へ柔らかい舌が侵入してきた。

逃げても逃げても追いかけてくるそれに
何ともいえない興奮を感じて夢中になっていると
片方の手が首の方に伸びてきて
今日にワイシャツのボタンを外していく。

「……んっ……ふっ………あっ。」

クチャっと言う口内の小さな水音ともに
1つ1つ楽しむように外されるボタン。

暴かれた所が外気に触れるたびに
羞恥心が襲ってくるが終わらない口付けに
脳は溶けてしまったようで抵抗など出来ず
両肩に置いたてをぎゅと握るしかできない。

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