第2章 宇髄天元 (R18)□俺に抱かれる派手フラグ
そう思い歩き出しドアを開ける寸前に
焦ったような姫華の声が聞こえてきた。
振り向くと真っ赤な顔の姫華。
「わ、私がやるっ………からっ!!
何処にもいかないでっ!!!!/////」
『…え?…してくれんの?』
何それ…派手に嬉しい。
何処にも行かないでって何だよ
寂しいとか…か?何だ?俺死ぬのか?
しかもその顔…派手に可愛いんだが。
いやまて、困った時の顔してるなあれ。
…おいおい…今度は焦りだしたぞ……。
これは違う、俺が不甲斐なさすぎるからだ。
『ごめん、気を使ってくれたんだよな。
…俺とすんの流石に嫌になったか?』
「ち、ちがうっ!!」
いや、お前優しいなぁ、ほんとに。
俺だったら派手にこんなやつ嫌だぞ?
明らかに普通じゃねぇし、これ。
……無理させたくねぇしなぁ。
それにもう俺の精神は極限まで
落ち込んでる、本当派手に情けない。
少しだけほっといてくれ。辛い。
『…派手に情けないの分かってるから。
良いんだぞ?……その。仕方ない。』
「天元がいいの!!天元なら何でもいいの!!」
何なんだよお前。
後腐れ無さそうだからって言ってたじゃねぇか。
俺あれに割と傷付いたんだぞ?
余りにも不憫だからか?
そもそも……今日に限って気のある様な事ばっか。
言いやがって…俺が悪いのわかってるけど…よ。
お前も…好きでもねぇんだらさ俺の事。
平気で不死川のとこ行こうとしてたもんな。
その気になる様なこと言うんじゃねぇよ。