【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第6章 相談役のお試験
「貴方のお人柄、功績。
そして 鬼殺隊 に入っている事実。
戦法的にも組織という物の強さを理解している。
組織というものが分かっている人物が
御館様に対して反乱を起こすのは
どうにも腑に落ちません。
それをふまえて、その情報が 本当 ならば
相手は気の迷いなんてものではありません。
何か があるのです。 」
信頼出来る者が居たところで
用意周到な上数が多すぎる。更に
「覚悟をした人間ほど
強いものはございませんから。」
産「…そうだね、覚悟は人を変えるからね。」
「変わることがないのなら、
相手の目的を軸に時間を稼ぎましょう。」
悲鳴嶋行冥 話を聞く限り
冷静沈着で人徳もある方なのでは無いですか?
産「心優しく心身共に強い人物だよ。」
それならば…
とは淡々と話す。
「今よりも確実に目的の達成出来る。
更に今よりも良い条件が手に入る。となれば
今回は引くのでは無いでしょうか?」
時間があれば、更に見極めはできます。
更には止めることも、それを利用することも
やり方によっては可能でしょう。
今こちらに希望があるとすればソコです。
産『一理あるね。
けれど、君も知っている 胡蝶姉妹 も
それに加担している様だよ?』
「2人の人柄を知っているからこそです。
悲鳴嶋行冥 に、何かしらの恩義もしくは、
やはり 何か があるのだと私は思います。」
産『……具体的にはどうするんだい?』
そう聞く御館様の顔は何故か楽しそうだ。
うーんと、考えたは凛とした声で答えた。
「…耀哉様、今集められる信頼出来る者は
何名いるのですか?」
産『時間距離含めて間に合うのは10名前後。
君の師範2人も含まれているよ。』
頼もしいことだね。と笑うが
の顔は少し歪んでいる。
「いいえ、柚樹さんは
救護所に出入りしています、そして
柚樹さんと義慈さんの思考はとても似ています。」
何か の内容が分からなければ
安直に信頼できると言えません。
産『君は師も友人も疑うのかい?』
御館様は少し難しい顔をした。
それに微笑みながら答え。
「疑っていないからですよ。」