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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第23章 眠れる皆のお姫様


産『………そうだな。そう言えば君の好きな
異国の作家の本を訳して貰って読んだんだ。』


けれど顔見ると、少しだけ離れ難い。

単純にそれだけ思い、立ち上がったまま
ゆっくり話し出す。


産『それで気になって、少しばかり調べたら
異国でのお姫様の起こし方はどうやら
大まか決まっているようでね………。』


クスクスと笑う御館様の耳には今、
ドタバタという足音と、怒号と叫び声が
しっかりと聞こえているだろう。

それ程までに距離は近くこちらに向かっている。


産『…ふふ、僕は手段を選ばないからね。
好敵手にも抜かりなく攻撃しないと。』

「……………ん”ーっ……。」

産『そんなに怒らないでおくれよ。
口まで尖らせて…。誘っているのかな?』


そう言ってゆっくり腰を曲げ
タイミングを図るかの様に顔をギリギリまで
近ずける。本当にあと数センチで唇が重なる。

そんな瞬間思った通りの____スパンッ!!
という音と叫び声が聞こえてきた。

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