【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第2章 おいでませ鬼滅の刃。
□早速死亡フラグ
「なんなんだ、ホントに…。」
目が覚めると
は暗い雪の積もる森に移動していた。
「話し相手くらい出来るのに。」
しょんぼりした顔で自分の手を見つめる。
少しして、思っいっきり息を吸い込んだは
空に向かって叫び出した。
「君のこと 夢 って呼ぶねーっ!
何時でも…何時でも話しかけてーっ!!
どうせなら暖かいとこに落としてよー!!
(聞こえてんのかねぇ……。)」
返事のない空を眺めて
聞こえないよなぁ。とため息を着く。
『(聞こえてるよ、心の綺麗な君に
自信をくれる人が現れますように。
君には白がほんとに良く似合うね。)』
「なんでココかは知らんけど、
夜中の雪山は無いって。夢くんよ。」
(まだ雑魚鬼と対決!とかのが生きられる気がする。)
考えていても仕方ない。
何より寒くてしんでしまう!!と
何とか腰をうかして動き出す。
鬼のような寒さの静かな雪の山に
ノロノロとした足音が響く。
いったい何時間歩いたのだろう、
身体は冷たさを通り越し痛みに変わってきた。
「これ、このままだと
何もせずターンエンドなんだけど。」
の装備は、
ボロボロで血のついたねずみ色の着流しに
裸足で草履、腰には白い短刀。
「(冷たい空気で肺が痛い…。
意識も……朦朧としてきた。)」
_______ドサッ。
遂に耐えきれず、
雪山のど真ん中倒れ込んだ。
遠のく意識のなかで小さな声が聞こえる。
『あの光は何だ?』
『…子供だ!なんであんなところに!!』
2つの声は幸福にもこちらに近づいてきた。
『おいっ!大丈夫か!?』
『まだ息があるっ!!目を覚ましなさいっ!!』
片方が抱き上げてやると、
冷えきったが薄らと目を開いた。
「さ…むい。」
『よかった…さむかったね。』
『すぐに温めてやるからな!!!』
2人は物凄いスピードで雪山をかけ下りる。
まるでジェットコースターだ。
「おや、すみなさい。」
『『寝るなぁーーー!!!!!』』
「まじ、むり。」
『『むりじゃないっ!!!!』』
「(いや。もうなんか寝よ。)」
安心感と腕の中の温かさに
何もかも放棄しては瞳を閉じた。